第6話 赤の悲劇
自害した刺客の口から出た毒が顔料の一つだと知り、都で唯一その使用を許されている図画署に内官を忍び込ませたサン。しかし内官は、水死体となって発見される。だが彼はサンに暗号を残していた。暗号から、王より一任された清国使節団との会見に何か陰謀が企てられていると察したサンは...。
自害した刺客の口から出た毒が顔料の一つだと知り、都で唯一その使用を許されている図画署に内官を忍び込ませたサン。しかし内官は、水死体となって発見される。だが彼はサンに暗号を残していた。暗号から、王より一任された清国使節団との会見に何か陰謀が企てられていると察したサンは...。