第50話 側近たちの思惑
都に疫病が広がっていることを知り、サンはその発生した土地に自ら赴く。満足に治療も受けられず苦しむ民を見て、こんな時に重臣たちが保身のために国務を放り出す国の現状を嘆くサン。宮殿に戻った彼はすぐさま、民の動揺を防ごうと、少ない人員をやりくりして対策を講じ、この難局を乗り切るためには辞表を出した重臣たちの力も必要だと、彼らにも召集をかけ政務報告会を開くことに。 その通達を受け取ったチェ・ソクチュは、すぐにチャン・テウを訪ね、朝廷の混乱を回避するために、せめて一部の役人だけでも登庁させてはどうかと提案するが...。