カザフスタンに行ってきました
中央アジアの国カザフスタンに行ってきました。
日本では馴染みのない国です。
私も行くことが決まるまではよく知らない国でした。
どこにあるかというと
赤丸のところです。
国土は日本の7倍ほどありますが、人口は2千万人弱、
古くは遊牧民が暮らしていた国です。
1991年に旧ソ連から独立しました。
首都はアスタナという街。
広い国土の北部、ロシアとの国境近くにあります。
どんな街並みかというと
首都の象徴 バイテレクタワー
マチの中心部には高層ビル群が
首都アスタナは想像以上に大都会でした。
アスタナは1997年に遷都し急激に発展している街。
至る所で工事が行われ、街は拡大し続けていました。
調べてみるとカザフスタンの1人当たりのGDP(国内総生産)は
この10年で3倍ほどに増えており、
この首都の発展もうなずけます。
今回、なぜカザフスタンに行ったのかというと
発展を続けるカザフスタンに販路を開拓しようという
北海道企業の訪問団に同行するためです。
北海道企業とカザフスタンの人たちとの商談の様子
滞在中、商談をしたカザフスタンの建設会社の会長から
夕食に招かれました。
訪問団が夕食に招かれたレストラン
建物に入ると、出迎えは音楽。
民族楽器ドンブラを奏でながらの盛大な歓迎を受けました。
夕食のメインはこの料理。
ベシュバルマック(五本の指)という料理、馬の肉です。
遊牧民の時代から受け継がれている伝統料理です。
昔は手で食べていたので「五本の指」という名前が
ついているそうです。
様々な部位が盛り付けられており、料理人が切り分けてくれます。
偉い人とそうでない人では提供される部位が異なるそうです。
馬肉の下には幅の広い麺があります。
麺の味付けは塩だけ、あとは染み込んだ肉汁の味で
楽しむ料理です。
少しぱさぱさした肉でしたが、脂身が甘く
シンプルな味付けにカザフスタンの伝統を感じました。
アスタナの次に向かったのはカザフスタン最大の都市
アルマトイです。街の奥に見えているのは天山山脈、
人口は190万人ほどで都市の規模は札幌とほぼ同じです。
前の首都だったアルマトイの街並みからは
旧ソ連時代から続くロシアとの関係の深さを感じました。
アルマトイの街を走るロシア製の自動車
トロリーバス
天井に集電装置がついているバスです
国民の約7割がイスラム教徒というカザフスタン、
街の至る所にモスクがあります。
同じアジアに位置しながら日本とは全く違う国ですが、
カザフスタン人は見た目が日本人とよく似ています。
カザフの人たちは「DNAのルーツは同じ」と話していました。
このカザフスタン訪問、現地の様子や道内企業の商談の様子は
来年1月6日(土)と1月13日(土)のけいナビで
2回シリーズで放送します。是非ご覧ください。