JR留萌線に乗ってきました
今年3月いっぱいで一部区間が廃止されるJR留萌線
JR深川駅から留萌駅までの約50キロを走る路線
開業したのが1910年なので1世紀以上の歴史がある
先週 沿線を取材させて頂いた
留萌線を走る車両「キハ54型」
廃線を惜しんでやってきた人や関係者に話を聞くと
ファンが多くとても人気がある車両だと分かった
調べるとキハ54型は1980年代後半から造られ
四国向けの温暖地仕様と北海道向けの寒冷地仕様がある
54のあとの番号が500番台のものは北海道向けの車両なんだそう
北海道仕様のキハ54は冷房が装備されてなく車内には扇風機がついている
「夏の北海道 自然の中を走りながら 窓を少しだけ開けて 扇風機の風に当たる」
う~ん 想像しただけで心地いい
3月以降も留萌線は残る区間(2026年までの予定)があるので夏のキハ54に乗ってみたい
(鉄道に詳しいカメラマンの話では釧路方面でもキハ54は走っているようだ)
3月で廃止される区間にあるJR恵比島駅
1999年の連続テレビ小説の舞台になった駅で
駅舎内にはドラマの登場人物の人形もある
ドラマで描かれた大正時代にタイムスリップした様なレトロな駅舎
伺ったときは駅舎内で廃線を惜しむイベントが開かれていて多くの鉄道ファンでにぎわっていたが
3月以降使われなくなると思うともったいなさを感じる
(駅のある沼田町は今後の有効な活用法を話し合っているとのこと)
留萌線の終着駅 JR留萌駅にもお邪魔した
留萌線は2015年まで留萌を経由し増毛駅まで伸びていた
留萌駅のすぐそばには2015年から使われていない鉄橋が残されている
寂しさばかりを感じる廃線だが これを転機ととらえて新しいまちづくりにチャレンジする沿線自治体は数多くある
取材した内容はTVhのYOUTUBEチャンネルにアップしています(掲載期間は3月いっぱいくらいまで)
⇒ こちら
ぜひのぞいてみてください。