飛躍への一歩
電力小売りに参入!
博報堂DYMPとパートナー契約!!
アグレッシブな経営を見せる20年のコンサドーレ。
「可能性のあるものは何でもやるという姿勢でやっています」と話すクラブ運営会社の元Jリーガー、野々村芳和社長。
「選手時代と同じで攻めてますね」と聞くと、
「選手時代できなかったから今やっています(笑)」とのこと。
選手時代、サポーターから"読みのいいミッドフィルダー"と言われた野々村社長。
これまでも3月10日の試合で名字が"さとう"の人の観戦チケット代を310円(語呂合わせ)にしてみたり、自分も参加するディナーがついたチケットを販売してみたり、サポーターの家にサプライズで花束を届けたり、Jリーグで初めてベトナムの有名選手をつれてきたり、多彩なアイデアで話題を呼んでいる。
野々村社長が選手時代、コンサドーレ入団のきっかけになったのは元日本代表監督で元コンサドーレの監督でもある岡田武史さんの誘い。
その岡田さんに"経営者野々村芳和"について聞くと
「最初は社長なんてできるはずないと言ったが、どうしたらいいか考えリスクを負ってチャレンジする非常にいい経営者になっている」と語った。
現、四国リーグFC今治のオーナー岡田武史さんは"コンサ愛"を語ってくれた
クラブ創設20年、そんな野々村社長の新チャレンジ。
個人的に最も注目しているのが博報堂DYMPとのパートナー契約だ。これから7年間クラブ事務所に博報堂DYMP社員のいわゆる"スポーツビジネスのプロ"が常駐する(同様の契約はガンバ大阪に次いで2例目)。
野々村社長にとっては有能な参謀役を得たことになる。
今年、クラブ経営は飛躍に向けた大きな1歩を踏み出す。関係者に聞くと、最初に着手するものの1つがプロモーション強化だそう。テレビの地上波などでのコンサドーレの露出を増やす方針だ。
露出が増えれば当然、チーム、そして選手への期待は高まる。
感動と興奮を求める人たちに何を与え、新たなファンを開拓していくのか?
選手の責任も大きくなる。
例年に増して熱いコンサドーレ沖縄キャンプをリポート
沖縄でのニューイヤーカップの様子(vs東京V) 今年はキャンプ早期から試合が多い
経営、そしてリーグに挑む選手スタッフ。この2つの歯車が明るい未来に向けてかみ合い始めた。今年のコンサドーレにそんな印象を受けている。
「創立20年!最強クラブへ コンサドーレ 飛躍への戦略とは」は
1月31日(日曜日)午前11時30分からのけいざいナビ北海道
で詳しくお伝えします。