コンサ、沖縄キャンプ始動
コンサドーレの沖縄キャンプ取材のため、今週は沖縄入り。
20日から本島中部の金武町で始まったキャンプは、最初の2日間は寒かったが3日目から沖縄らしい日差し、最高気温も20度弱と北海道の初夏のような気候。
選手は毎年同じようにキャンプ序盤でランニングなどの基礎トレーニングをして体づくりをする。キャンプを見ているといつもサッカー選手って大変な仕事だと思う。昼間は10キロくらい走り、夕暮れまでひらすらボールを追い続ける。宿舎は2、3人の選手が相部屋で共同生活、食事も時間も管理され自由時間はほとんどない。こんな生活が1か月以上も続くのだ。私のような出不精は数日で音を上げると思う。
コンサドーレに再入団した道産子の石井謙伍選手にインタビューすると学生時代から遠征などが多かったからキャンプのような生活には慣れているし、同部屋の相手も仲が良いので気にならないとのこと。本音は?と聞きたかったが、選手という立場上、首脳陣に悪印象を与えたら悪いのでやめておいた。
それにしても、今年のキャンプは例年に増して選手同士の競争意識が高い。若いメンバーが多いということもあるが、皆、出場機会を求めて貪欲に自分の技術をアピールしている、例年に増してピリピリした空気だ。
新外国人選手ヘナンと記念撮影
23日、ブラジルからキャンプに初合流した新外国人選手ヘナン選手と話ができた。笑顔が多く、気のきいた受け答えもしてくれる好印象な選手だが初日は時差ボケがひどかったらしく動きはいま一つ。監督はうまい選手と話していたので、これから本領を発揮してくれるはず。
今年のメンバーがほぼ揃い本格始動したコンサドーレ。6月にはあの小野伸二選手もやってくる。熾烈なチーム内競争がリーグ戦でどんな結果を生み出すのか、楽しみだ。