ほんの少しの差
浦和レッズとのホームでの1戦。
サポーター対決も過熱!
観客は2万人超え 札幌ドームの浦和サポーターは2500人
結果は1-2で敗戦。リーグ戦は2試合連続の逆転負けでコンサドーレはまだ今シーズン未勝利だ。
しかし、チームのコンディションは悪くない。2試合連続でシュート数は互角(vs神戸13本・vs浦和11本)。失点も守備が崩されたものはほとんどない。手ごたえを感じてもいい内容だ。
なぜ勝利という結果が出ないのか?
石崎監督談
「選手の個の能力には大きな差があるが、その差を埋める戦術を徹底しても、まだほんの少しの差が残る」
浦和戦、2失点目のフリーキック。阿部が蹴ると見せかけて日本代表柏木が直接ゴール。一瞬の隙を突くうまいプレーだった。セットプレーの失点は仕方がない側面もあるが、代表レベルの2人に翻弄された形。これが監督の言うわずかに埋められない個の差を象徴するシーンだろう。
ここまでのコンサドーレの得点はボランチ山本の2ゴールのみ。前線の選手の得点がまだない。
きのうのトレーニングの様子 今週は試合翌日に異例の緊急ミーティングをした
FW前田俊介談
「前線で味方選手のフォローがない場合でもボールをキープして2、3人引きつければ他が空くわけですから、どんな状況でもキープすることが大事。もっと積極的にシュートを打っていい。そうすることで相手のディフェンスラインも下がると思う」
サッカーの基本とも言えるコメントだが、今のコンサドーレがシンプルに意識すべきことだと感じた。
次節は清水戦。エスパルスには過去アウェイで勝ち星がなくデータ上は分が悪い。だからこそ勝って自信をつけたい。
差はほんの少ししかないはずだ。