グアムキャンプリポート
ファイターズの沖縄キャンプは佑ちゃんフィーバーで盛り上がっていますが、コンサドーレも頑張っています!今年も番組の合間を縫ってコンサドーレ札幌のグアムキャンプ取材に行ってきました。
コンサドーレがキャンプをしたサッカーピッチが5面あるグアムのホテル
石崎監督が就任して3年目の今年。
一般的に監督が代わって3年目というと監督のやりたい戦術が選手間に浸透し連携も完成度が高くなる時期ですが、今年のコンサドーレは25人の選手のうち実に11人が新加入したばかりのメンバー。若返りを目指したチーム方針や主力選手のJ1チームへの移籍などで顔ぶれが大幅に変わりました。
そんな中でのグアムキャンプは、まるで今年結成された新チームのような雰囲気・・・。
練習前のミーティングの様子 新加入選手は11人
石崎監督は少しでも早く新しい選手の特徴をつかもうと、例年は基礎体力を養うフィジカルトレーニングが中心のグアムキャンプで実戦形式の練習を積極的に取り入れていました。
実戦トレーニングの様子
練習を見ていて楽しみになったのが新ブラジル人2人が加わった攻撃陣。キープ力がある中盤のブルーノと、とにかくスピードが速いアンドレジーニョ。この2人が去年見られなかった攻撃パターンを見せていました。昨シーズンは1試合平均1点に届かなかった得点力にバリエーションが!このあたりは確かな手ごたえを感じました。
ブルーノ選手
アンドレジーニョ選手
一方の守備陣。ディフェンダーは7人中6人が新加入でまさに1からのスタート。監督は4人のDFラインの選手を入れ替えながらいろんなパターンを試していました。感じたことは去年より大柄な選手が多いこと。180センチ超えが3人。そのほかの選手も170センチ後半です。こちらも去年の課題だった攻守におけるセットプレーの弱さを克服できそうな要素です。
チームはすでに週末から熊本での2次キャンプに入っています。3月5日のJリーグ開幕まであまり時間はありませんが、新メンバーの力と去年までのメンバーの積み重ねが上手く融合するチームができるのではないか-そんな期待が膨らんでいます。