まだまだ終わっていません。
退場者2人を出し5失点。気持ちの上でも大きなダメージを負った柏レイソル戦での敗退。それからわずか中2日で迎えたFC岐阜戦。
切り替えられるのか?
柏戦の退場者、上里、宮澤のボランチ2人を欠く中、ボランチには高木。横野がスタメントップ下。ユース三上も久しぶりにベンチ入りした。
前節のダメージへの不安はすぐになくなった。前回3失点で完封された岐阜を相手にアグレッシブに攻め込む。前半札幌のシュートは6本。守備面も機能、前半、岐阜に1本のシュートも打たせなかった。
結果、試合はスコアレスに終わったが、札幌の目指すサッカーの形は見えたのでは!手ごたえは感じた。
しかし、遠いのはゴール。11本のシュートを放ちながら、ネットを揺らすことができない。いうまでもなく"0"での勝利はない。
「ゴール前の落ち着きや精度の高いシュートを身に着ける方法はトレーニングしかない」と石崎監督。
後半ロスタイム高木のシュートはクロスバーの上に
一方、後半ロスタイムで決定的な場面を外した高木は「フィニッシュで焦る癖がまた出てしまった。この癖を治すために札幌に来たはずなのに」と悔しがった。
きれいじゃなくても、泥臭くてもどんな形でもいい。ゴールが取れるチームになってほしい。まだまだシーズンは終わっていない。