いろいろと事情はありますが・・・
5月2日から7月18日まで、引き分けは多かったものの無敗だったコンサドーレ。
今シーズン最多、26875人の観客を動員した札幌ドームの横浜FC戦で敗れると、先週金曜日、アウェイ、ファジアーノ岡山戦で連敗。特に横浜戦は多くのサポーターが集まっていただけに痛い敗戦だった。
この2試合はけが人や出場停止なども多く、台所事情は苦しかった。
横浜戦では疑問の残るジャッジで開始1分で石川にレッドカード。
このジャッジに関してある選手は「審判が試合の主役になっちゃいけないと思うんですよ」とコメント。VTRを見ても確かに??なジャッジだった。そんなこんなで、10人対11人での試合だったし、藤山も累積でいなかった。
次の岡山戦はキリノがケガで欠場、出場停止で石川も西嶋もいなかった。
連敗にはいろんな事情があった。
しかし、ほかのJ2の試合を見ると、首位 柏レイソルは、コンサドーレvs横浜戦が終わった頃、開始2分でGKが退場。同じように10人になったが、3位千葉に引き分けている。
柏のネルシーニョ監督は10人で千葉と戦った試合を振り返り「しっかり守り、カウンターにに出るという戦いを、細かく指示したわけではないのに、選手がやるべきことをやってくれた」とコメント。今シーズン1敗もせず、首位を走るチームのモチベーションは高い。
そして、先週、コンサドーレとホームで戦った岡山は今季最多の1万1千人を動員。多くのサポーターの前で、勝利はおろか、1度も引き分けたこともない相手からアグレッシブなサッカーで勝ち点3をもぎ取った。今季最多動員という意味では横浜戦で敗れたコンサドーレとは対照的な結果・・・。
現在、11位のコンサドーレだが、J2トップをキープしている記録がある。13249人・1試合平均の観客数である。
1試合平均13249人はリーグトップ
J2最多のサポーターは例え結果が出なくてもコンサドーレを支え続けるだろう。しかし、最多動員試合での敗戦はもう見たくない。
連敗から気持ちを切り替え、W杯中断中に徹底して取り組んだフィジカル、ビルドアップ強化の成果を、高いモチベーションで出し続けてほしい。