家族の力は偉大!
実りの秋。
この時期になると、今年のワインの味はいかがなものか?と、気になるワインファンも多いはず。ボジョレヌーボーの解禁も間もなくですし・・・。
先日、今、まさにぶどう収穫期を迎えている三笠市の山崎ワイナリーに取材でお邪魔しました。
山崎ワイナリーは赤ワイン用のぶどう、ピノノワール栽培の道内草分け的存在。
寒冷地の北海道では栽培が困難と言われていたピノノワールの本格栽培に10年前に成功し、以来、道産ワインの価値を高め続けているワイナリーの1つです。
週末に限って、ワイナリーの敷地内にある売店で、ワインの直売もしています。
ログハウスが立ち並ぶワイナリーはお洒落な雰囲気
今年のぶどうの出来は? 早速、畑を見せてもらうと。
"早く収穫してくださ~い"とでも言わんばかりに房には見事な実が!!。ぶどうを見た私の第一印象は"今年の出来は上々"でしたが、山崎社長にインタビューすると、夏の日照不足で最高の出来、とまではいかないとのこと。
房にはおいしそうなぶどうの実がぎっしり!!
それでも、その年のぶどうの状態によって、毎年特徴が違うのがワイン。ぶどうの状態は最高とはいかなくても、ワインにすると最高なのかもしれませんし、期待が膨らみます。
畑のはしっこが見えないほど広大な7haのぶどう畑
この山崎ワイナリーは家族経営をしていることで知られています。大まかな仕事の内容は、社長と次男が畑の管理や醸造などのワイン作りの一連の作業、長男が栽培などを研究する技術系、奥様と長女が売店の管理、というように家族5人が役割を分担してワインを造っています。
作業をする山崎社長と長男 そうして家族みんなの力が結集され出来上がったワインがこちら。
山崎ワイナリーのワインのラベルには5枚の葉が!この葉は家族1人1人を表しているんだそうです。
広大なぶどう畑の管理から、醸造、販売まで、全てをこなす5人の家族の力は偉大。そう感じずにはいられませんでした。今年の山崎ワイナリーのワイン。味の方はというと!。いうまでもなく、おいしい。酸味と甘みのバランスが最高でした。
この山崎ワイナリーは、10月31日(土曜日)朝9時からの「けいざいナビ45」で詳しく紹介します。是非チェックしてみてください。