*リユース市場が活況です
リユース、リデュース、リサイクル。
呪文のような、どこかゴロの良いフレーズ。
3Rと呼ばれ、推進されています。
モノや資源を大切に、ごみを減らし、環境に配慮する、エコを推進する標語。
強く意識している、という人は多くないかもしれませんが、
この3R市場は活況だそう。
中でもリユース市場は拡大基調で、2025年には3.5兆円に上ると予想されています。すごい。
私も洋服や雑貨をフリマアプリで取引した経験があります。
不用品を個人でやり取りする市場も活況なので、実感がある方も多いでしょうか。
そんな中で存在感を示す企業が
札幌の「アンドトランク」。
超特化型のリユース企業です。
私もそうですが、フリマアプリでやり取りできてしまうと
リユースショップからは足が遠のきます。
そこでアンドトランクは、分野をめちゃくちゃ絞った、わけです。
楽器・オーディオ・カメラ
取り扱うのはこの3ジャンルのみ。
(ちなみに店舗も持ちません、買取後はすべてネットで販売。)
趣味の人気もの御三家ですね。
生前整理でリユースに出す人や趣味の品がたまりすぎて手放す人など、
買取品は年間10万点。
買い取った商品はおよそ8割が2週間で売れていくそうです。
もともとは総合リユースショップだったところ、
個人間の取り引きにおされ...ジャンル豊富に幅広く扱うより、
ニッチに、確実にニーズのあるジャンルに絞ったとのこと。
趣味性が高い御三家を扱うことで、
売る人・買う人・務める人それぞれに"御三家が好きな、詳しい人"が自然と集まる。
商品の売買はもちろん、
アンドトランクの採用にも良い効果が生まれているとか。
ニッチトップの特集と同じく、好きこそものの上手なれ。
働く人の熱量(御三家への愛情)が高く、
売る人も買う人も安心して取引ができ、信頼を築ける。
狭く深い「得意分野への集中」が企業に好循環を生んでいます。
アンドトランクの詳しい事業内容についてはこちら→けいナビ公式youtube
併せてこちらも→はたDの詳しすぎるけいナビHP
ちなみにスタジオでは、
「間違いなく、今年上半期のけいナビで、記憶に残る企業トップ3に入ってくるんじゃない?」
と太蔵さん大絶賛の企業でした。
DXが完璧に機能する好事例としても、なるほど!が多い会社でした。
ぜひアーカイブもご覧ください。
追伸。
御三家は、リユース市場でも動く金額が大きいのですね。
投資ともいえる趣味、憧れます。