*"あの場所"
私の初めてのインタビュー取材。
それはけいざいナビの「トップの逸本」のコーナーで
当時、最年少市長として当選されて1年、という夕張の鈴木市長を訪ねた時のことです。
何を聞けば良いんだ?
どんな会話をしよう?
そもそも何を着て行こう...
ロケってなんだ!?
と、心配事以外見つからず、
そこにいる全ての人に不安感を与えるほど、
(↑聞き手として最もしてはいけないこと。苦笑)
ガッチガチに緊張していたのを覚えています。
残念ながら、私の尋ねた話のほとんどが、使い物にはならず...
苦い苦い初インタビューでした。
あれから4年。
巡り巡ってまた、鈴木市長へのインタビューの機会に恵まれました。
今月、財政破たんが表面化して10年という節目を迎えた
夕張の特集取材です。
これまでもイベントなどで何度かお目にかかる機会はあったものの、
4年前と同じ市長室、同じ椅子、同じセット、という
まるで4年前のあの日にタイムスリップしたかのような空間でのインタビュー。
あの緊張が、再び。
手に汗握り、何とか用意した問答を進めました。
よほど印象的だったのでしょう...市長も当時の私の様子を
(かなり鮮明に)覚えていてくださったそうです。
「大分雰囲気が変わりましたね。」と、お褒め(?)の一言を頂戴し
インタビュー終了。
今回はどうにか、特集に必要な要素は伺えた、はず。
でも正直、質問のやり取り以外、あまり覚えていません。
4年の月日が経っても、まだまだです。
また"あの場所"でインタビュー出来る日が来るよう、
夕張のマチと鈴木市長が再生の道を歩むように、私も自分の歩みを進めます。
↑市役所から見える夕張のマチ。