春仕様
特に落としどころがあるわけではない、
日常を切り取ったお話ですが...
5月を前に、ようやく身の周りが
春仕様になってきました。
細々と継続している
ランニングの伴(とも)。
かなりくたびれてはきているが
まだなんとか、くたびれたおじさんの足元を守っている。
継続している、と書いたが
実のところ最近は継続といえるほど
定期的でもない。
その証拠に、これが今年の
雪解け以降の「走り初め」。
もう少し、一緒に走ろう。
走ったことで改めて気づく
花々の開花。
生命の息吹きが、
今年も確実に帰ってきた。
近所の子どもが忘れていったとおぼしき、
軟式ボール。
外遊びも本格化してきた。
40年ぐらい前、
まだ至る所にあった「空き地」で、
思う存分、投げて、打っていた日々を思い出す。
最近の子どもたちには、
そうした時間と空間は
かなり贅沢なものになっているという現実が
ふと頭をよぎる瞬間でもあったが。
およそ半年、車庫に眠っていた
愛車のサビ落としもした。
毎年この時期の恒例行事だが、
ここ数年は
サビをふき取るたびに毎度毎度思い浮かぶのが
「キミの身体と心には、
気づかないうちに
サビはついていませんか?
なんとなく流れる時間に甘んじて
サビがついてしまっていることに
気づかずに過ごしていませんか?
この機会に自転車だけでなく
チェックしてみたらどう?」
という、自問の声。
こういう声が浮かぶということは、
思い当たるフシがあるということ。
さて、何から始めようか。
北海道に住んで15年目。
雪が解け、陽光の暖かさを感じ、
季節の移り替わりのありがたみを味わう。
ささやかですが、素敵な体験を
今年もできて、何よりです。
すいません、やっぱり特段のオチはなく、
ホントにただの、日常雑感でした。