tvhテレビ北海道

番組表番組表

まだ、しゃべるんですかぁ〜!?

大藤 晋司 アナウンサー

出身地
茨城県高萩市
入社
2003年4月

大藤 晋司 アナウンサー

出身地
茨城県高萩市
入社
2003年4月

人生初の...

4度目の年男の年である2015年。
その締めくくりの時期に来て、
節目の出来事が巡ってきた。
名付けて「初体験めじろおしの道東路」。

「TVh道新ニュース 中標津スペシャル」放送のため、
11月30日、人生初の
根室中標津空港に降り立つ&中標津町へ到着。
彼の地の名は25年前の夏、
「甲子園の歴史上最も東からの出場校」として話題を呼んだ
中標津高校の活躍で知ったのが最初の記憶だ。
(甲子園では初戦、サヨナラ負けだったものの、
大熱戦だったことは強く印象に残っている)

続いて、地元のコミュニテ ィFM「FMはな」へ。
翌日の生放送の告知と、
ゲスト出演をお願いしているパーソナリティ「MIWA」さんとの
顔合わせを兼ね、
「アフタヌーンフラワー」という番組に出演。

FM花②.jpg

 中学時代に深夜放送フリークとなり、
高校時代にかけ「むさぼるように」ラジオを聴き続け、
アナウンサーという職業に就くことに決定的な影響を与えた
ラジオというメディアに、
しかも生放送で出演するのは、特別な気分。
さらに
「お好きな曲をかけますので、リクエストをお伺いします」
と放送前にMIWAさんから言われ、
一気に気分が高ぶる。

中学、高校時代に自分のリクエストがかかったことは皆無。
「青春の忘れ物」と精算していたつもりだったが、
30余年の時を超え、その忘れ物を受け取ることができてしまった。
吉田拓郎「大阪行きは何番ホーム」のイントロが流れた瞬間、
青臭いあの時代に一気にタイムスリップできた
極上の初体験であった。

FMはな①.jpg

20分ほどのひとつのコーナーだけの予定が
調子にのって2時間の番組の大半に出演。
終盤にはプレゼントの抽選までさせてもらい、
番組に参加している気分は最高潮に。
「ああ、俺は今、ラジオでしゃべっている」という快感を、
堪能させていただいた。

放送当日の、12月1日。
晴天の中向かったのは
特設スタジオを設ける、観光名所の開陽台。
開陽台⑤.jpg

 「地球が丸く見える場所」のキャッチコピーに相応しい
雄大な光景が一面に広がる。
通常であれば展望台は冬季閉鎖中なので
この冬景色は、一層貴重だ。

開陽台③.jpg開陽台④.jpg

開陽台①.jpg

 開陽台②.jpg

番組はMIWAさんと、
北海道新聞社 中標津支局長の木嵜美和さんの話を交え
滞りなく進行。

中標津SP.jpg

無事放送を終えた後の打ち上げで、
またまた人生初体験が。

オオカミウオ.jpg

「オオカミウオ」の刺身。
海にいるときの姿を後から確認したら、
ちょっと気おくれする豪快なビジュアルではあったが...。
食してみると特にクセもなく味わえた。

翌朝の中標津空港。
クリスマスツリーの前に立つホルスタインに見送られて帰札。
空港.jpg

ちょっとシュールな気もするが
酪農の町、中標津らしさが表れていて、
いい締めくくりとなった。

いくつになっても、未知なる出来事に触れる際には
背筋が伸びることがよくわかった2泊3日の出張。

22日の「根室スペシャル」は
どんな初体験が待っているか。
心待ちにしよう。

道新記事.jpg

北海道新聞地方版の記事が、
ささやかな自分へのお土産

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